2019年11月
健康診断で歳による基礎代謝の低下を突き付けられ悲しみに暮れている今日この頃です。同じ生活をしているつもりなのに体脂肪率が急上昇したのは何故。。。30%を超えてしまったので、観念してとりあえず退勤時は一駅分歩くことにします。あと、甘い飲み物を控えてます！！脱スタバ生活。スタバのstart取得履歴を確認したらここ一年、週一でスタバ飲んでた、全然自覚なかった怖い。そりゃstartが溜まりまくるはずだわ。
・オグリ 新橋演舞場 １０月６、１０、２７、１１月１３日
この秋はスーパー歌舞伎Ⅱ新版オグリでした。実は初見で「これは散々宣伝したけど私に刺さらない、複数回観るのか・・・？」っていう印象だったんですけど、観たね。初回は猿之助さんで、他は全てはーさま主演でした。話が好きというよりは派手な演出と若手の成長を観に通ってた感じ。元々私が説法ものがはまらないのと、２幕前半が！！本当に２幕前半が苦手で。SNSを登場させる意味も分からないし、あれだけ下世話な持っていき方をする必要性も理解できない（横内さん脚本ってたまにそういうところあるよね・・・）でも、歌舞伎に全く興味のない学生さんは２幕前半がめちゃくちゃうけるんだろうなー、と思います。私も高校生なら確実にうけてたし、観劇後に「歌舞伎なのにTwitterでｗｗｗ炎上してるんだけどウけるｗｗｗ」ってツイートしてた。なお、そのようなツイートはみかけていません。
２週間見ないだけで若手がどんどん成長していたので、そこが本当に楽しかったです！！１２月以降、舞台での活躍を観るのが楽しみ！！
・１１月９日 乃木坂個握 幕張１部
久しぶりの幕張で１部はしんどすぎた。でも今回は推しが元気で良かったよ～。テンションは相変わらず落ち着いていたけど。CBCでレギュラーが始まったので（１０分ミニコーナーですが一人喋りです！めでたい！）その話。まだ自己紹介しただけどね～と言われました。初回放送の後だったので。推し、卒論がんばって１２月を乗り越えてね。
あー、そうそう。翌日が天皇即位パレードの日で母親が遊びに来ていたので行ったんですよ。日比谷まで。何も見えずに終わって笑ってしまった。
・１１月１７日 ダンスオブヴァンパイア 帝国劇場
A席だったんですけど１階通路横でした。客席降りが多くて、いちいちびくびくしていました。後列なので暗くてお顔が拝見できないのが残念でしたね・・・。ヴァンパイア組は通り過ぎてからいきなり驚かしたり、肩ぽんして去っていくのをやめて欲しい心臓に悪いです！！
ラストがね、というかその経過も全然理解できなくて、調べたらウィーンミュージカルと出てきたのでその時点で理解することを諦めました。概念で構成されているウィーンミュージカル（完全な主観）でも音楽と踊りは派手で楽しかった！よくわからんけど楽しかった！っていう舞台。カテコで一緒に踊らされるんですけど(笑)、それも楽しかったです。
今回は玲香嬢目当てだったのですが、玲香嬢は相変わらず美人でとってもキュートで芯の強い女の子でした。玲香嬢のおてんばでキュートな女の子の役、めちゃくちゃ好き・・・。本当に合うの！！Wキャストのさーやも絶対にサラ役が合う、観なくても分かる。で、ね。大塚さんを存じ上げなかったのですが、大塚マグダの色気が凄くてめちゃくちゃエロくて最高でした。表情もころころ変わるの、凄いの！！私、表情が豊かな人に弱いんですよね。これは男性（だけじゃなくて女性も）はマグダに夢中になっちゃうでしょう。あと、ダンサーさんの森山さんの踊りがとてもしなやかで力強くて、ダンスが全然分からない私でも凄いなあ、と見とれてしまいました。
オグリを見続けたあとだから久しぶりのミュージカルな気がしたけど、やはりミュージカルは良い、大好き。
・１１月２１日 ヒプノシスマイク Rule the Stage -track.1- 品川ステラボール
ドラマパートを履修した翌日にノリで18000円のチケットを取った約１週間前の私、完全に狂っている。ザ・2.5！な舞台は初でした！実は。あ、でも脳漿炸裂ガールは.5舞台かな？原作知らずに行ってるからそんな気はしないけど。噂の18000円も噂のステラボールも体験しておいたら楽しそうじゃん！！っていう。
席は４列目のサイドブロックでした。目の前に舞台がない。でも、全然許容できる見切れでした。舞台の端から端まで見えたのでノーストレス。この会場で席保証なしで18000円ならグッズはパンフ・全楽曲CDくらいつけてくれよ～とは思う。あとグッズなしのリピーターチケットが欲しかった。そしたら２回行ってた。
舞台はスーパー歌舞伎と親和性が高すぎて「スーパー歌舞伎じゃん。。」と思いながら見ていたのですが、ということは演出に金がかかっているんですよ。楽しいの。話もまあ元があれなので原作とずれてる！とかないし。とても良い話でした。一郎役の高野さんが本当に一郎で演技も引き込まれる演技で凄い、ラストの叫びは圧倒される。サマトキがあらんちゃんだったんですよね！！SSA以来じゃない？？あらんちゃん見るの。あらんちゃんだけスタンドマイクで、らぶのバンドボーカルやってるときのあらんちゃんでした・・・でも私はトラジャでがんがん踊っているあらんちゃんが好きなので、サマトキさまに全然ダンスがなかったこと恨んでるからな・・・。銃兎役の水江くんがめっちゃ美人でしたね！！なんていうの、2.5との相性が抜群過ぎる顔じゃない？？うっわ、美人なじゅーとさんが現実にいるわ。。。って思わせるの本当に凄いと思う。
普段外から眺めているだけの2.5舞台に行けて楽しかったです！でも、私は好きキャラに完全な理想を抱いてしまっていて、役者さんが恰好良くても演技が上手でも違和感を抱いてしまうので、思い入れがある作品の.5を見に行くのは向いてないな、と思いました。
気が付けば今週で１１月も終わりですね。ラスト１２月も遊びます。
2019年10月
台風被害を出した１０月が過ぎ、すっかり朝夜が寒くなってしまいましたね。もこもこ靴下ともこもこ部屋着アウターを出してしまいました。この冬を越せるのか。
世間に乗り遅れて今頃サブスクを導入したのですが（無料版spotifyを入れました）ラジオ的にBGMで流すにはピッタリですね！！外では今まで通りプレーヤーを利用するので、とりあえずは無課金でいこうと思います。ヒプマイ履修中です。推しレギュラー番組の関係でradikoもプレミアム課金したし（CBCレギュラーおめでとう！ありがとうございます！）BGMには困らないです。CDラジカセは局をTOKYO FMに固定していて、他局に変えるのが意外と面倒なんですよね。
・１０月３日 はちぽちヒックハイク 池袋シアターグリーン BASE THEATER
お友達に誘ってもらって小劇団？アマチュア劇団？の公演に行ってきました。池袋シアターグリーンって３つ劇場があるんですけど、一番大きい劇場はハロプロ演劇の公演で行った記憶がある（こぶしファクトリーでしたね、確か）。
話は完全にコメディでした、２本立てだけど１本目のキャラとストーリーが２本目に関連してくるの。１本目が魔法少女の話で（異空間に閉じ込められるハルヒ系）２本目が人間の人生操りバトルなんだけど、２本目のラストで１本目の世界を操るんだよね。あの流れはうまかった。２本とも何も考えずに単純に笑えて面白かった！台詞噛んだりとかはしてたけど、そこはご愛嬌。
帰りに友達とご飯したんですけど、夜の池袋は空気が怖い。
・１０月４日 ラヴズ・レイバーズ・ロスト シアタークリエ
全然関係ないこと最初に書くんですけど、そういえばこの翌日花火大会に行ったんですよ。打ち上げ場所の近くが確保できてめっちゃ凄かっためっちゃ良かった。っていうだけです。
で、前が通路（１２列）のほぼ正面で直前に確保したのに座席が最高でした。開演前に俳優さんがキャラクターに扮して座席に飲み物売りに来てたのが斬新で衝撃でした。いや、本番前に座席に飲み物売りに来る！？！？しかも前説までこなして去っていきました。肝心なストーリーはねー、私は好きじゃなかった・・・。ちょっと下品な下ネタが多いんだよ。あとノリ？ハイテンション？メタマクのノリも合わなかったし、私は原作シェイクスピアと合わない説が浮上してしまっています。
あ、あとね！！客を舞台に上げて客のために何かやる演出のある舞台が好きじゃない！！世界観壊すじゃん！！それが自然な流れだったら良いけど（舞台から声掛けしたり客席降りはもちろん有）唐突に客席から一人選んで舞台に上げてその子のために一曲歌うんだよね！あれ何！？要る！？！？舞台にファンサは要らないんだよ！！という話でした。
曲は良かった、キャストもとっても良かった。男女チームそれぞれのyoutubeの公式動画を無限リピートするぐらい好き。
・１０月９日 どれミゼラブル！ 博品館劇場 L列
オリエント急行殺人事件の室君が良かったので。アフタートークがあったんですけど、キャスト陣がめちゃくちゃ仲良くて仲の良い座組は良いですね。
話はまぁ可もなく不可もなくというか、分かりやすく面白かったです。癖がない！そう、癖がないの。キャラクターには癖がありまくるんですけど(笑) 少なくともお芝居観るのが好きな人はそういう世界だよねえ、と思いながら観れるかも。最後が大団円なんだけど、みんなが夢で成功する！っていう大団円じゃないところが好きです。夢破れたあとにバラバラになってそれぞれの道で成功するところまで見せてくれるの、現実味があるようで夢が詰まっていて凄く良いな、と思いました。
・１０月 劇団四季アラジン
台風１９号のせいでめちゃくちゃ混乱した家族旅行でしたね！！本当は前日に鎌倉だったんですけど、台風直撃で中止になりましたよね。どうでも良いですが、私は喉を痛めていたのでした。
アラジンはオペラ座の怪人以来のクリティカルヒットで４月のチケット押さえました。ほんっっっとうに最高だから！！！ミュージカル大好き民は半年後のチケット押さえて欲しい。本当に。ひたすら歌って踊って脳が楽しい最高！で脳が溶ける。内容はかなり脚色かかってます、でも不自然なところなく脚色している、とアラジンがあまり分からない私は感じました。
カテコもね！最高なんですよ！！（カテコ大好き芸人）カテコでね、音楽が流れてるんですけど。各キャラの挨拶のタイミングが計算されてるの（たぶん）しかも全員でわちゃわちゃしていて仲良くて最高。拍手喝采。私はカテコに１公演分の金払えます。
2020年の劇団四季は私にとったら金と時間の泥棒なので（オペラ座！！！ロングラン！！！やった！！！）来年は劇団四季に貢ぐ予感がします。
・１０月２２日 十月歌舞伎 夜の部 ３階６列
みんな大好き三人吉三の通しだよ～！！でも最後にしぬところまでやらなかったので、希望がある雰囲気で終わりました。別記事でも書いたんですけど、別々の意図が一つに収束していく物語が好きなんですよね。松緑さんの和尚は絶対に合うと思ってたけど、合う。獅童さんの和尚も合ってたけど、松緑さんも合っていたのでまた見たいです！次はいつ通しでやるのかな～。
あともう１演目は二人静でした。舞踊だから寝ると思ったけど曲が華やかで！琴が入ると一気に華やかさ度が増して素敵。玉様の舞踊も相変わらず素敵でした、こたくんも素敵だった。
・映画
ゲキ×シネ 髑髏城の七人 下弦の月（劇場版アニメーション髑髏城の七人でした。効果も声も表情もうるさくてアニメでしたね（褒めてる））
オグリの感想は１１月にまとめて！
オグリから歌舞伎沼に興味を持ったあなたへ
この記事を開いたということは、「スーパー歌舞伎Ⅱ 新版 オグリ」をお楽しみいただけたということですね。楽しかったですよね？歌舞伎のイメージがひっくり返りましたよね？気になる役者が出来ちゃいましたよね？歌舞伎に興味を持っちゃいましたよね！？！？
おたくはいつだって布教のタイミングを狙っている。
◎歌舞伎に触れることのできるコンテンツ
実は歌舞伎の世界は簡単に覗くことができます。
その１、歌舞伎公演
一年を通して歌舞伎を上演している歌舞伎座の他、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂。地方は御園座、松竹座、南座、博多座。等々。様々な場所で歌舞伎を観ることができます。挙げた劇場はほんの一部です。全国巡回もします。
歌舞伎には当日券限定で好きな演目だけ映画館価格で観ることのできる「幕見席」というシステムもあります。海外観光客の方が比較的多い。ので、列整理している松竹社員は英語がペラペラです、いつその光景を見ても恰好良くて憧れる。
詳しくは公式サイトをチェック。初めて歌舞伎を観る人のために案内もあるよ。
www.kabuki-bito.jp
ちなみに、国立劇場は運営が松竹ではないので、国立劇場のサイトをチェックしてください。
www.ntj.jac.go.jp
その２、シネマ歌舞伎
局地的に流行っているゲキシネのように！歌舞伎も映画館で観ることができます！！上映館がとても限られているのが残念。基本的に月に一本で上映期間は一週間。
こちらも詳細は公式サイトをチェック。
www.shochiku.co.jp
その３、DVD
毎月のように複数本の公演があるので、映像化される作品は少ないのですが、DVD化されている公演もあります。ちょうど今、「歌舞伎 特選 DVDコレクション」が隔月で発刊されていますね（あの本屋で買えるやつ）DVDに関しては私が全然詳しくないので、詳しい方に解説願います……。
その４、テレビ
歌舞伎の公演はテレビでも放映されます。それって衛星放送でしょう？とお思いのあなた。なんと、地上波です！！福利厚生抜群か？？さすがは伝統芸能。*1
もちろん、衛星劇場でも観ることができます。こちらは出し惜しみなしでがんがん作品が放映されるので、視聴可能な方は要チェック。
◎演目は何を観に行けばいいの？
歌舞伎はたくさん公演があるので迷いますよね。というわけで！オグリから興味を持った人に送る、超ミーハーエンタメ好きが選ぶおすすめ公演！！
※2019年10月11日時点で発表されている公演に絞っています
■面白い題材なら観てみたい派
興味を持っても話もよく分からない演目だと躊躇しますよね。そんな人に朗報です！なんと！12月は面白い題材が勢揃い！！
・風の谷のナウシカ：新橋演舞場
世間でも話題沸騰中のナウシカ。昼夜通し（昼と夜の両方を観て1本の話になります）で鬼畜が過ぎる。すでにチケット激戦の本公演。チケットの一般発売は10月19日(土)から！
・白雪姫：歌舞伎座 夜の部 2幕目
人間国宝、玉様こと玉三郎様が出演されます。本当に美しいので玉様の公演は観て欲しい。獅童さんも出演します。配役も未定なので、全然想像がつきません……(笑)
・チャップリンの「街の灯」：国立劇場
こちらは新悟さん（照手姫）と猿弥さん（五郎）が出演します！チャップリン作品が全然分からないので調べたら、街の灯はコメディ映画らしいですね。
基本的にチャップリン＋1演目の公演ですが、金曜の夜とクリスマスイブとクリスマス当日だけは19時よりチャップリンのみが上演されます。おたくのことをよく理解している日程である。
他には来年2020年の4月に御園座でNARUTO、夏にはみんな大好きステアラでスーパー歌舞伎Ⅱ ヤマトタケルが上演されます！拍手喝采！！！今からわくわくがとまりませんね！*2
■古典の雰囲気を味わいたい
10月に歌舞伎座 夜の部で上演している三人吉三を観て欲しい！！！
私がとても好きな演目で、話も比較的分かりやすく、決め台詞も長台詞もあり、しかも今回は珍しく通しです！！！（歌舞伎は人気の場面のみ上演することが多いです。ハイライト上演みたいな）偶然出会い義兄弟の契りを交わした三人が数奇な運命に翻弄される話です。好きなおたく、多いでしょ？ 偶数日ならメタルマクベス disc2の主演、松也兄さんが女方（あえて女方といいます）を勤めます。藤原紀香の夫こと愛之助さんも出演されます。
とはいえ歌舞伎なので、台詞は現代語調ではありません。でも安心してください！イヤホンガイドという超優れものがレンタルされています。作品の時代背景や物語の補完、出てくる役者まで解説してくれます。これがあるので歌舞伎をすすめるハードルが低くなっています、イヤホンガイド様ありがとう。
正直、三人吉三をすすめたいがためにこの記事を書いたようなものです。
11月の歌舞伎座 夜の部の連獅子という舞踊（ラグビーワールドカップの開会式でも披露されたらしい）もザ歌舞伎でおすすめです。連獅子のあつらえの写真を見たらああ！これ！となると思う。
古典はどうしても観ていない演目が圧倒的に多いので、たくさんおすすめできず……。公演情報のあらすじを読んで面白そう！と思う公演をぜひ観てくださいね。それで合わないこともあるけど、まぁそれも勉強になって楽しいです。
■気になる役者の演目が観たい！！
歌舞伎沼へようこそ！！！気になる役者が出来ると沼るのが一番早いです、どの界隈も一緒。
・隼人さん（オグリ）と新悟さん（照手姫）コンビ
平成若手筆頭組（勝手に命名）の二人が気になったあなた！！
1月に浅草公会堂で公演される新春浅草歌舞伎を観てください。絶対に、です。約束です。新春浅草歌舞伎は若手公演になり、2020年も尾上松也兄さんを座長に若手筆頭組が公演を行います。歌舞伎の世界では若手が大役を演じることはほぼないので、大役を観られるのは浅草歌舞伎だけ！お値段も安く（1等席が9500円）公演時間も長すぎず回替わりで役者からご挨拶があり、劇場の空気も割と気楽で新年の浅草の雰囲気も楽しめます。演目は古典なので、歌舞伎に挑戦してみたいな、という方にもぴったりです。
特に隼人さんは12月の南座と1月の浅草歌舞伎を逃すと次に古典演目で出演するのはどんなに早くても5月になるので、気になる方は本当に要チェック。
・笑也さん（三郎）と猿弥さん（五郎）と笑三郎さん（閻魔夫人）
来年の4月だし御園座だしまだ続投と決まっていないけれど、もし三人が続投ならNARUTOを観て欲しい。ナルト（巳之助さん）とサスケ（隼人さん）よりお三方の方が印象が強い演目です。
笑也さんは綱手様、猿弥さんは自来也、笑三郎さんは大蛇丸を演じていました。何回もいうけど、笑也さんの綱手様は強い美人で本当に惚れるから観てくれ。猿弥さんは若手に説教する役を演じるとぴか一なので（熱い台詞が凄く似合うんですよ）自来也が最高なんです。笑三郎さんの大蛇丸は原作ファンからも評判がめちゃくちゃ良かったようで、喉がつぶれるんじゃないのか、と思うようなしゃがれ声を出すんですね。でも、二役演じていて、もう一役がナルトのお母さんなんですよ。演じ分けが凄くて、これぞ一人複数役の醍醐味です。
松竹さん、NARUTOのシネマ歌舞伎化待ってます！！！！
他の出演者は拾いきれませんでした、すみません。。猿之助さんは1月歌舞伎座なんじゃないかな、と予想を立てています。
オグリには出演していませんが、中村勘九郎・七之助兄弟が好きな方は3月に明治座で公演あります。
役者さんはSNSを活用している方も多く、アメブロ、インスタ、Twitterで検索をかけると意外とオフの写真やエピソードが出てきたりしますので、そこから足を踏み入れてみると楽しいです。うっかり好きな役者が増えがちです。
歌舞伎は何も分からない状態のミーハー心で足を踏み入れても全然怒られません(笑) 特に首都圏在住の方は、「暇だし歌舞伎でも見に行くかな」のテンションで歌舞伎座にお越しください！一緒に歌舞伎沼ライフを楽しみましょう。
誤字脱字含む間違いのご指摘、追加情報の提供、おすすめ公演、質問等々ありましたらマシュマロへどうぞ。
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全エンタメ好きに「スーパー歌舞伎Ⅱ 新版 オグリ」を観て欲しい
2019年秋、新橋演舞場に上質なエンタメが降臨したよ！！！
エンタメ好きにおすすめしたすぎて、小学生の方がまともな文章を書くよ、レベルの文章しか書けない私ががんばりました。
歌舞伎は敷居が高い。高尚な趣味だね(笑)。よくわかんないけど、凄い化粧してよぉ～！って顔するやつでしょう。歌舞伎は学生のときに授業で無理矢理連れていかれてトラウマ(私がそうでした)。 歌舞伎を観る人いる？楽しい？
歌舞伎が好きというとそんなことを言われがちです。そう、歌舞伎は日本の伝統芸能なのに浸透していない。
良いですか？歌舞伎はエンターテイメントです。もう一度言います、最高のエンターテイメントです！！！
この記事を読んで、「意外と歌舞伎って楽しそうかも」「これなら観てみたい！」という気持ちになってもらえたら本望です。いますぐオグリのチケットを確保してください。なんならこの記事は読まなくとも良いので、オグリを観てください。
※以下、若干のネタバレを含んでおります。ネタバレ絶対NGの方は回避お願いします。
◎そもそも、スーパー歌舞伎とは？
スーパー歌舞伎ではさらに古典歌舞伎の踊りや立ち回り、見得、ケレン（観客を驚かされるような演出）、隈取り、下座音楽といった演出法や演技術を意識的に取り入れる一方、中国の古典や日本の古代神話など、従来の歌舞伎の枠にとらわれない題材を脚本化した。猿之助*1はスーパー歌舞伎の特徴のひとつとして「真に現代人の胸に迫る物語性」を挙げ、壮大で骨太な物語が基調となっている。制作に当たっては現代劇や京劇など多ジャンルの出演者やスタッフを取り入れて創作され、煌びやかな衣装と最新の照明や舞台装置、雄大な劇伴音楽などで世界観を作り込む、現代劇と古典歌舞伎の融合的作品群である。
現代語調による台詞回しが多く目立つ一方、そのセリフの合方や間合いには伝統的な歌舞伎の技法が取られている。
（wikiより引用）
スーパー歌舞伎は３代目猿之助さんが、スーパー歌舞伎の創造の精神を引き継いで４代目猿之助さんが作り上げている歌舞伎がスーパー歌舞伎Ⅱです。簡単にいえば、台詞は現代語調で超ド派手な演出の歌舞伎です。
世間で話題になったであろうワンピース歌舞伎がスーパー歌舞伎Ⅱです。ワンピースがおもちゃ箱のようなポップなエンタメなら、オグリは洗練された上質な大人のエンタメです。色でいえばワンピースはビビッドでカラフル。オグリはシックな濃淡色。
ちなみに、同じく歌舞伎で上演されたNARUTOは新作歌舞伎で、スーパー歌舞伎とはちょっと違います。こちらは12月に新橋演舞場で上演されるナウシカと同じ分類ですね。
◎基本公演情報
東京公演：新橋演舞場 10月6日～11月25日
開演時間：昼の部11:00、夜の部16:30*2
上演時間：4時間半（3幕構成で休憩は30分と20分の2回。座席でも飲食可なので、ご飯が食べれます）
その他：主演は交互で首謀者こと猿之助さんと若手随一のイケメンこと中村隼人さんが勤めます。主演でない回は別のお役で出演されるので、どちらの回で観てもお二人を拝めます。チケットは3000円から17500円まで。チケットは公式で購入の他、カンフェティ等で1等席16500円のみお安く買えちゃったりします。
値段に躊躇するかもしれませんが、エンタメ好きなら「ここは好き！！」な演出や台詞が必ずあるので、時代が追い付いたスーパー歌舞伎を信じてください。
東京以外では博多座（2月4日～25日）と南座（3月4日～26日）で上演されます。
◎あらすじ
公式サイトに載っているので見てください（いきなり雑）
www.kabuki-bito.jp
これでほぼ9割のストーリーです、まじです。歌舞伎にはあまりネタバレという概念がない(気がする)
小栗判官物語が題材で原作はスーパー歌舞伎 オグリ（の脚本。出版されている）です。
舞台に出てくる地名があると観るときにイメージしやすいかな、と思ってまとめたんですけど移動しすぎですね。
最初は常陸の国（茨城）、相模（神奈川）、上総国（千葉）、美濃（岐阜）、地獄（超近代的）、近江（滋賀）、熊野って感じです。今の場面はどこの地方？が分からなくても話は分かります。豆知識的に知っていると面白いかも。実際に私は全く予習しないタイプなのですが、話にはついていけます大丈夫です。
歌舞伎特有のあれこれは分からなくても気楽に観てください。私は新鮮な気持ちを失ってしまったので、何が歌舞伎特有か思い出せません……誰か教えてください。
３幕構成なので、簡単に各幕を一言で表してみました。
・１幕：序章。物語の導入部分なのでちょっとたるいかも。
・２幕：スーパーエンタメタイム（完全なる主観）一瞬で終わる。と思ったら、時間も一番短い。
・３幕：登場人物が心情を語りまくる時間。テンポと話の進め方が一番歌舞伎っぽい気がするので、眠くなる人は眠くなると思う。
◎おすすめポイント
■脚本
脚本家の横内謙介さんは歌舞伎や舞台はもちろん、ジャニーズ主演の舞台、劇団EXILE、HKT指原座長公演などの舞台も手掛けています。ピューロランドのショーも手掛けています。そう、エンタメ好きと大変相性がよろしいのです。分かりやすい展開、熱い台詞、おちゃらけた場面。友人に誘ってもらい偶然にも横内さん主催劇団（扉座）の公演を観たこともあるのですが、万人受けする脚本を書かれる方です。
ただし、脚本が、というわけではないのですが、歌舞伎のテンポとして。他の舞台より１つの事象に対して５倍くらい時間をかけます（５倍は言い過ぎかも。でも、時間かけますよね？）台詞も多いし、心情をめちゃくちゃ語る*3ので冗長になりがちです。テンポの良いストレートプレイを見慣れている人は特に冗長でたるくなるかも。*4歌舞伎作品は全体的にそんなもんだと思ってください。でも、肝心なところで説明がないので(笑)え、今どんだけ時間軸とんだ！？場所どこ！？となりがち。
■演出・仕掛け
ジャニーズ舞台や髑髏城の七人 上弦の月が好きな人は好き。大道具はシンプルですが、仕掛けは派手です。*5
どうしてそうなったかわかんないけど、ターミネーターみたいな馬が出てくるし、EXILEでDA PUMPなダンスも披露されます。とある場面で一緒に踊ってねって言われますが、ジャニーズみたいに高度なことは要求されない*6ので安心してください。
ここからはおたくが好きな要素を箇条書きしていきます。おたくが好きな要素は全て詰め込まれている。
・鏡（この仕掛けを考えた先代は天才。拍手喝采。観ればわかる）
・紙吹雪、ドライアイス、照明効果（この辺りはコンサートの鉄板ですね。コンサートじゃないけど）
・映像、プロジェクションマッピング（歌舞伎でも最近では利用されるように。海老蔵さんも新橋演舞場でプロジェクションマッピングを使っていました）
・光る衣装、光るオブジェ、LED（コンサートでは鉄板、光る衣装。コンサートじゃないけどね！（２回目））
・音楽×殺陣、アクロバット、唐突なダンス（じゃにおた集合～！！！イケメンの殺陣、最高に好きでしょ！？！？）
・水（正しくは、音楽×殺陣×照明効果×水。好きなものが飽和状態でテンション爆上がり）
・宙乗り（ゆったりしたフライング的な。ターミネーターみたいな馬に乗ります）
■役者
主な登場人物のみに絞ります。語彙力が圧倒的に足りないので、魅力が全然伝えられないです。。各役者の贔屓の方々、ご了承ください。
主演の市川猿之助さんと中村隼人さん*7。なんと、同じ役ですが18歳差です。歌舞伎は若手が大役をやることは少ないので、隼人さんは大抜擢です。猿之助さんが「オグリは隼人に合うから一緒にやろう」と言っていたそうな。猿之助さんはスーパー歌舞伎Ⅱの仕掛人でもあり、アイデアの天才。安定とプロの技を堪能でき、無意識な人たらしでみんなの中心にいるんだろうな、というオグリです。私の中でルフィのイメージが強すぎるのかも。オグリではあまり堪能できませんが、踊りに重力がないです。隼人さんは圧倒的イケメン。カリスマ性で中心にいるんだろうな、というオグリ。餓鬼病になった姿さえ美しいとはどういうことかね？？絶望感と憂いがプラスされていて、むしろ美しさが増している。ちょっと前まで隼人さんは何を演じでも隼人さんだなあという印象だったのですが、ここ1,2年でめちゃくちゃ成長していまして。オグリもオグリで感動でした。これだから若手の成長は良いよね……。*8
二人とも主演のオグリでないときは遊行上人役で出演しています。役柄的にも年齢的にも、エンタメ好きに刺さるのは隼人さんオグリ／猿之助さん遊行上人じゃないかな、と。まぁ私が隼人さん好きなだけなんですけど。
オグリを慕っている小栗党6人も本当にそれぞれ大好きなんですけど、六郎（玉太郎くん）に刺さる人が多い、絶対に。無口な儚い美人系イケメン（笛と剣が得意）がみんなの末の弟分で、その人生は生まれた時から暗く重い枷を背負っており、その人生に葛藤するのです。好きな人、絶対にいますよね？？次点は四郎（福之助くん）。人情に厚くちょっとヤンキーチックな感じ。個人的に若手MVPはこの二人です。私は三郎（笑也さん）が凛とした姉御でめちゃくちゃ好きです！！別作品だけど、NARUTOの綱手様がベストオブ笑也さんです。画像検索して欲しい、60歳と思えない美貌に惚れるから。五郎（猿弥さん）の笑わせてくる子芝居も好きだし、次郎（男寅さん）の可愛くて空気がほんわかしちゃうところも好きで、一郎（竹松さん）のちょっと癖のありそうな役も印象に残るので好きです。
ヒロイン役、照手姫を演じる新悟さん！美人で可愛くて器量よしで私が嫁に欲しい。ちなみに、年齢は隼人さんより上です。私の中のベストオブ新悟さんはワンピースのサディちゃんなのですが、照手姫も本当に素敵。途中で、本当に男性？という気分になります。可愛いんだけど真っ直ぐに芯が通っていて、親切心や気遣いも裏表がなく、本当に強い女性だな、と感じる照手姫を演じます。所作が本当に綺麗だから観て。
歌舞伎役者は年齢幅も広く、オグリも下は金坊で交互出演している右近くん*9の9歳、上はカメ婆を演じる寿猿さんの89歳！！凄くないですか！？89歳ですよ！？出番は僅かですが、新橋演舞場に毎日通いカツラをつけてお化粧をして衣装を着て昼夜公演を勤める体力に天晴れ。
スーパー歌舞伎Ⅱは歌舞伎役者以外の役者さんも出演されています。浅野和之さん、嘉島典俊さん、石黒英雄くん、下村青さんなど。浅野さんの閻魔大王様は笑いのスパイスになっていて、本当にくすっとしてしまう笑いをがんがん放り込んできます。*10 嘉島さんは役の演じ分けがあっぱれ！高倉様と黒姫が同一人物だとは思えないので、この二役は嘉島さん、と覚えて欲しい。
他にも一人二役、三役を演じている役者さんも多いです。初見だと役の名前が覚えられないと思うので（私だけかな？）パンフやチラシで後からでもチェックしてみてください。驚愕できます！
◎その他（グッズと食事）
■グッズ紹介
・パンフ 1500円
オフショット的な感じで、役の写真は載っていません。舞台写真が載る版は今後出る、きっと。キャストコメントはなく、縁の人からのコメントが載っています。斬新かよ。と思っていたら、髑髏城の七人 極と同じパンフ構成らしいです。勉強になった。
・光るリストバンドは歓喜の価格、税込1000円
スタッフさんも携えている歓喜の光。歓喜の価格の謎は劇場で解けます。3幕で使うので買うと楽しいです。まぁ、正直、無くても良い。が、売上げが芳しくないようので(笑)お金に余裕のある方はぜひ。
歌舞伎には作品の豆知識や舞台に出てきた役者を教えてくれるイヤホンガイドなるアイテムがありますが、スタッフさんに確認したところオグリにはありません。気になった役者がその場で分かるから便利なのに残念……。
■ご飯紹介
新橋演舞場の１階ロビーがめちゃくちゃ狭くお弁当を購入するにも混雑するのが私は苦手なので、事前に買っていく派です。食事処も休憩30分だとばたばたしてしまいそうで利用したことがありません。なので、劇場グルメは全く分からず申し訳ありません……アイス最中はおいしいよ……。ちなみに。お弁当は公演に合わせた仕様のお弁当が売っています。劇場外の売り場で完売していても、中で売っている可能性あり。一部の食事処はネット予約可です。
個人的には銀座のデパ地下で美味しそうなご飯を購入するのが好きです！テンション上がる！でも昼公演だとデパ地下オープンが10:30で開演11:00なのでかなり焦ります。結果、コンビニになりがち。
歌舞伎座の横にある喫茶youのオムライスがとろとろでめちゃくちゃ好きです。でもいつも混んでいて私はかなしい。歌舞伎座と大きい道路を挟んで向かいにあるカレー屋さんナイルは歌舞伎役者の御用達です。若手のSNSをみているとナイルに行ったら◯◯に会いました！報告が定期的にあがる。若手ナイルに通いすぎ問題。*11
歌舞伎に初めて足を踏み入れるのはちょっと躊躇うかもしれませんが、一般的な観劇と一緒です。なにより、エンタメを浴びたい方！歌舞伎の世界へぜひ！！一緒に沼落ちしましょう。
誤字脱字を含む指摘、追加情報、質問等々、マシュマロにどうぞ。もしオグリ沼、歌舞伎沼にはまったら一報ください。泣いて喜びます。
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オグリを観て歌舞伎沼が気になった方はこちらの記事をどうぞ。
for-kirakira.hateblo.jp
*2:歌舞伎は社会人に優しくないですね、聞いてますか松竹さん
*3:己の人生を出生時から語りがちなのは歌舞伎あるある
*4:私は歌舞伎観劇が続いた後にストレートを観るとこれはマシンガンか？？となります
*5:場面が次々変わるので、装置は飾らず近代能楽堂にしたらしい。パンフより
*6:某TravisJapanは一緒に踊ってね！からの踊りがタップダンスで笑うしかない
*7:豆知識。隼人さんは堀越出身でHey!Say!JUMPのトリオや神木隆之介くんと同級生です。神木くんとは親友です。
*8:おたくが若手組に沼落ちしやすい原因
*10:ワンピースにも出演されていたのですが、隼人さんが素で笑ってしまっていて可愛かったです
*11:隼人さんはまじでナイルによくいる
2019年9月
一年ぶりに自転車に乗ったくせに調子こいて25㎞ほど走ったら当日の夜から生活に支障が出るレベルの筋肉痛になりました、筋肉痛は３日間続きました。人生で初めて電動自転車に乗りましたが坂道がめちゃくちゃ楽でびっくりしました、凄いね！？その代わり車体がとてつもなく重いけど。加速する時が良い。
気が付けば上期が終わりましたね。ぬるっと終わりました。仕事が暇すぎるので一か月休みが欲しい。
・９月１２日 ＝LOVEデビュー２周年イベント@中野サンプラザ
前座のノイミーちゃんに間に合うように入ろうと思ってノイミーちゃん開始の10分前に行ったら長蛇の列で全然入れず、最後の１曲ぐらいしか見れなかったです。イコラブちゃんと年齢層は変わらないはずなのに、フレッシュさが半端なくてノイミーちゃんを推してるというのは年齢的に犯罪では？？という思考しか生まれなかったです。
２周年は企画ありの普通のコンサートでした。アコースティックアレンジがめちゃくちゃ良かった～！みんな上手。さなつんの伸びる歌声が素敵でした。で、コラボをしているシナモンくんが遊びに来てくれて、１曲一緒に踊ってくれました。まぁこれが可愛いの致死量なんだわ！！！メンバーがシナモンくんにでれでれでほんっっっとうに可愛いの！！シナモンくんも振り入れが完璧で、まるっとしたフォルムでばっちり踊ってくれるの。可愛い×可愛いにころされるかと思った、命日になるところだった。
ひとみんが一旦休養に入るということで、最後の曲が指原Pが数日前に歌詞を書き下ろした新曲でした。泣くしかない歌詞で、指原Pは天才。
フェス系はいかないし、24girlsも野外のやめ行かなかったので、久しぶりのイコラブちゃんでしたが安心安定で楽しかったです。もっともっと上に行こうね！！
・９月１６日 乃木坂個握
初めて純奈ちゃんと握手しました！元気な握手のイメージだったけど、オリエント急行殺人事件の役のようなまったりしたお嬢様でした。優雅で素敵。また純奈ちゃんが出演する舞台を観たいな、と思っていたら本日発表された舞台の主演がとっつーでチケット絶望的じゃん。。。
推しはひっっっさしぶりに調子が良い時に当たりました！！冠番組の生放送後だったので、その話。緊張してたよ！！って言われた。そらそうだ。
・９月２０日 ウエストサイドストーリー@ステアラ
来日版です。ウエストサイドをステアラでやる意味、と思ったけどステアラでやる意味ありました。Tonightの演出と１幕最後の歌唱シーンとトニーがチノを探すシーンだけで意味ありました。特にTonightと1幕最後が好きすぎて、もう１回観たい。日本人キャストも大幅には演出変わらないだろうから、観に行こうかな。
キャストの身体の作りがやはり日本人とは違って男性はかなりがっしりしているので、ダンスがとっても映えます。女性もダンスがダイナミックな気がする。踊りへの感受性は死んでいるのでわからんけど。
来日版はもう観ない！とシアターオーブで誓いましたが、サントラも聴いていたせいかあらすじは字幕を観なくても分かるようになっていたので、今後もウエストサイドなら来日版でも観れます。
・９月２２日 若草物語@シアタークリエ
歌い方と演技がツボにはまった役者さんを幕間に調べたら、Jr.の林翔太くんだった若草物語です。どこの若手俳優かと思ったらまさかの。今後は出演ミュージカルをチェックします。宮原さんの歌声も好き。
で、若草物語は有名なのに読んだことなくて。４姉妹の話ということしか知らなかったので長女があんなにクレイジーな感じだとは思わなくて。え、こんな感じなん？こんなアップテンポなん？と思いながら最後まで進みました。まなとさんは低音が綺麗だな、と思ったらトップだったんですね。納得。たつきさんは嫌みのある役のイメージが強いのでお母さん役で新鮮でした。井上小百合さんはストレートの方が合いそうだな、と思っていましたがミュージカルも合う！でも、歌が台詞のように聞こえたので（良い意味で！）、やっぱりストレートの方がより良さが引き立つのかな。
カテコで林くん（新郎）と下村ちゃん（新婦）が結婚式の衣装のまま出てきて、顔を見合わせて笑ったりするのがめちゃくちゃキュートで好き！！！
・映画
ゲキ×シネ 髑髏城の七人 上弦の月（エンタメ度が格段にアップしていて好き。でも、キャストの好みが風の圧勝すぎてつらい）／HELLO WORLD（頭が悪すぎてラスト数秒のどんでん返しが理解できずに終わりました。スピンオフを読めばわかるらしいので、読みます）
１０月はどれだけスーパー歌舞伎に貢ぐのでしょうか。破産しないようにね！
2019年8月
夜の動物園に行ったら５，６か所蚊に刺されました、こんばんは。脚の至る所が腫れていて、これ本当に蚊？変な虫じゃない？状態でした。動物園はレッサーパンダがきんぐおぶ可愛いでした。ずっとご飯を食べていたのでお顔が拝見できなかったのですが、食べているときも一瞬だけお顔をあげる仕種も可愛くて可愛くて、動画を撮れば良かったんだ！！（今思いついた）（普段から写真も動画も撮らない弊害）分かりやすく可愛いものが好き。
・８月５日 THE BANK ROBBERY! 新国立劇場 中劇場
当日券で２階の最後尾列でした。しかも端の方の席だったんですけど、とても見やすい、拍手喝采。Jr.の原くんと乃木坂の桜井玲香さんが出演しているので男性も多かったです。芸人さん？も出演されていて、演劇なのに前説と中説がある新感覚。
サスペンス×コメディなんですけど、ずっとコメディ。私はツボが合ったので笑いました！好きです！オリジナルのロンドン版は英語の似た言葉の聞き間違いコメディらしい。落語でよくある言葉遊びみたいな感じかな？
何より、桜井キャプテンがめちゃくちゃ！コミカルなのにめーっちゃくちゃキュートな役で本当に可愛かったんです！びっくりした！動きとか、声とか、発声とか、宝塚の娘役出身みたい（宝塚をろくに観ない人の偏見）劇団四季のクレージーフォー・ユーとか似合いそう。桜井さんのキュートな演技にめろめろになってしまい、ダンスオブヴァンパイアのチケットを取ってしまったのでした。一応公式は確認したけど、シリアス系だったらどうしよう。
元木聖也さんはアクロバットがめちゃくちゃ凄くて、元ダンサーさん？？と思ったけど特にダンサー出身ではないらしい。2.5系統出身の方でした。最後の最後に原くんが主演だと知る私、え、あ、そうなの！？いや、出番・・・みたいな感じでしたけど殺陣が本当に恰好良くてさすがですわ。
何にも考えずにただぼけっと笑って観られる舞台なので、仕事帰りに行きたい舞台でした。あとは新国立劇場のファンになってしまったので行く機会をください。
・８月１４日 ８月納涼歌舞伎 ２部 ２等席
最近の歌舞伎座は良い席が続いていますね、２階でした。弥次喜多が人気すぎて２等席が一番安かったんだ・・・。弥次喜多４年目！３年間のどこかの話をやるのかと思ったら、完全新作でした。今年で終わりっぽい。２０２０年の夏はステアラが猿之助さんを待っていますからね！
で、中身。たぶんこんなノリ、みたいなのが分かってきてしまったので、新鮮味は薄かったですかね。内輪ネタ・時事ネタ・古典演目パロディをこれでもか！と詰め込んでいたので大渋滞でした。面白いんだよ、面白いんだけどちょっと飽きるんだよな。なんだろうな、と思っていたのですが、感想で「俳優祭みたい」とあるのを見つけまして、それな！！！既視感があると思ったら、俳優祭だ！！！相変わらずメディアで出演する組が盛りだくさんだし、話ももちろん理解できるので、こういう系統は初めての人を連行するのに丁度良いので続けて欲しいのですが。うーん。古典が、観たいね・・・観てないの自分なんだけどさ・・・。でも古典を観たら眠くなるんですよね、わがまま。
・８月１４日 オリエント急行殺人事件 サンシャイン劇場
初サンシャイン劇場。２階の最後尾列だった気がする。マイク音が反響しない？気になったの私だけだったのかな。
乃木坂の純奈ちゃんが出演するので情報は入っていて、観たいなあと思っていたらぎりぎりでチケットが残っていたので取りました。純奈ちゃんが出演すると思ったら、室くんが出ていました。乃木坂とJr.の共演率。
これね、オープニングがめーっちゃくちゃ恰好良いの！！プロジェクションマッピングで役名が出るんだけど、確か、あれ、違った・・・？（記憶があいまいすぎる）ちょっとみんなで踊って、最後は各々決めポーズだった気がする、あれ・・・？いや、でも本当に恰好良くて！オープニングだけ動画にして売って欲しい。
話はまぁオリエント急行殺人事件でした。読んだことあると思ったけど読んだことなかったわ。トリックだけ知ってるやつでした。純奈ちゃんが上品だけど芯のある貴婦人役で、犬夜叉のイメージしかなかったから、とても似合うことに驚きでした。これはまた別の役も観たくなるね～。室くんは振り回される役で似合いすぎていました、可愛い。弟に欲しい。小西さんがダンディで面倒なポアロでとても良かった・・・。マルシアさんの演技の振り幅が本当に凄かったんですよ！自由奔放な女性から切り替わる瞬間。迫力もあるし、マルシアさんが出演される舞台があれば観に行ってみたい。
今回学んだことは、１日で映画＋舞台２本を回さない、ということです！
・８月１６、２０、２２日 SHELTER ２１時回
聞いてください、８月はこんなあほみたいに現場に行く月じゃなかったはずなんだ、平日の２１時に明大前へ通う週が訪れるはずじゃなかったんだ、全てSHELTERのせいです！！！
TLに流れていた演技×ダンス×謎解きに魅かれて、１４日にあほなスケジュールをこなしたせいもあったんでしょうね、軽率に訪れたことが原因でした。SHELTERがDAZZLEさんというダンスカンパニーが主催のイマーシブシアターで、この時に初めてイマーシブシアターを知ったんですけど、物語の中で観客が自由に動き回れます。ポスターもPVもホラー感漂っているし（でもホラーじゃないという情報は得ていた）、なんか場所もよくわかんない場所だし、実際に行ったら雰囲気もしぬほど怖いし、来なきゃよかったとちょっと開始前に後悔しました、実は。あのね、初回ね、本当に怯えていたんですよ。自由に動き回れる時間になって少し慣れてきて時間を忘れて夢中になりましたが、今でも思い出すと１か所の空間以外が苦手で恐怖心しか芽生えないんですけど。暗いところとか不協和音のBGMとか閉鎖空間とか感染とか犯人捜しは苦手・・・題材としては超好きだけど、体感するのは苦手らしい・・・（ゲームだとダンガンロンパの雰囲気が苦手で怯えながら怖すぎて夜寝れなくなりながらプレイしていました、でも超好き）
でもね～！これね～！凄いんですよ！エンディングが自分で選べるの。そんなん、ギャルゲ（過去に数本だけやったことある）は全ルート網羅してスチルは99%収集するタイプの私としては気になるわけですよ。しかも、フォロワーさんからも気なる色んな情報をいただいて。空間は苦手だけど、ダンスは凄く奇麗なの。踊りへの感受性がしんでいる私でも、さすがに距離10センチのところとかで踊られたら凄いな、ってなる。あと、構成もこれ考えた人は頭狂ってる、っていうぐらい綿密であほみたいな構成で楽しいんですよね。B1から4,Rまであったので実質6階？をフルに使っていました。２回目からはちょっと空間にもシステムにも慣れて、ダンスやキャラクターを堪能できました。良かった、「凄いけど怖い」じゃなくて「怖いけど凄い」になってよかった。
私は本当に何も考えずに見ていたのですが、考察して観ると楽しさ倍増だな、と終わってから気づかされたので、次があったら考察しながら参加したいと思います。でも廃病院だったら参加しないからね・・・！！！（前回は廃病院だったらしい）
・映画
ワンピース スタンピード（オールスターズお祭りわっしょい！！男性キャラ×女性キャラのやりとりが大変良きな映画でした）／髑髏城の七人 Season風（映画っていうかゲキ×シネだけど。向井理が麗しすぎて、当時観ていたら破産まっしぐらでした。メタマクで新感線は苦手かも、と思いましたがいのうえ歌舞伎は好きなようなのでそうでもないらしい。分かって良かったです）
９月はもう手持ちから券を増やさずに大人しくします。いい加減に資格の勉強を始めないと。
2019年6月7月
天気の子のような梅雨が過ぎ、溶けそうになるぐらい暑い夏がやってきましたね。今年の夏は寝るときにクーラーを入れっぱなしにしようと誓いました。毎日夜中に暑さで起きるし、しぬ。
７月の３連休に広島へ旅行したのですが、まだ梅雨だったので雨の中、市内と尾道を観光しました。尾道は絶対に晴れているときに行きましょう。サイクリングしたかったですね。出会った猫が最高に可愛くて、空前の子猫ブームが訪れています。可愛い。
記憶がなさすぎるので、抜けてるかも。
・６月２日 歌舞伎座夜の部 １階２等席
超絶久しぶりの１階は最高に居心地が良かったです、いっつも幕見か３階だから席が狭いの！広い！最高！
６月夜は三谷歌舞伎でした～。松也さんの無駄遣い。花形組が揃っているので贅沢でした、愛之助さんが良かった。猿之助さんが２役やってたんですけど、女方がハンコック様を彷彿させました。あー、あとね、出番は少ないんだけどしんごさんが良かったの！！愛之助さんしんごさんカップルが美男美女で良かったです。ゲストで八嶋さんが出演されておりまして、どこまでいっても八嶋さんでした（褒めてます）でも違和感がないんですよね～。これは再演しないのか、して欲しいな。歌舞伎に抵抗のある人に見て欲しい作品です。
・６月１５日 エリザベート@帝国劇場 ソワレ
前回も観ているのに、何故か今回どはまりしてサントラ購入しました。今でも毎日聴いている。育三郎ルキーニがね！ルキーニのせいなんですよ。育三郎ルキーニに殺されるなら本望。
古川トートは甘い、エリザベートをひたすらに愛しているんだな、というイメージ。三浦ルドルフは強い。儚いとか消えそうとかなくない？強くない？最後も自分の意志で最後を遂げた印象があります。まりエリザベートは気品溢れてますね、美しい。１幕ラストは息を飲むほど美しいです。平方ヨーゼフはエリザベートがいないと壊れてしまいそうで、最後が切なすぎました。ヨーゼフとエリザベートってなんで結婚しちゃったん？？って思うんですけど、平方ヨーゼフはいないと生きていけないから結婚したんだね、って納得できる。剣ゾフィーは迫力と歌のうまさが凄い、けど私は涼風ゾフィーも観たいよ～！！なんか涼風ゾフィーの方が怖そう。
７月と８月の補助席応募しましたが、当たり前のように落選しました。
・６月３０日 乃木坂個握ビックサイト
何部か忘れたけどたぶん２枚。れなちがびっくりするぐらい死んでて、受け答えも微妙なぐらいうつろでしたね。どうやら低血圧だった模様。お願いだから無理はしないでくれ、平気で寝ず食わずで仕事して勉強してるからさ。。レギュラーも単発も事前勉強して臨む系の仕事だから気持ちはわかるけど、倒れないでね！！
・７月１２日 脳漿炸裂ガール@品川 六行会ホール
イコラブの舞香ちゃんが出演で、脚本が川尻さんなので大きく外れないだろう、と思って観に行きました。ダンス良かったね！80分だったかな？なので飽きなくて良かったです。三田麻央ちゃんの声量が凄かった。ちょっとびっくりしました。これもいわゆる2.5かな？だと思うんですけど、ほぼ見ないので新鮮でした～舞香ちゃんのおかげですね。そして私は一人、気になるキャストさんを発見してしまったのでした・・・。
・７月２２日 歌舞伎のみかた ３階
夏休み企画でちびっこがいっぱいいて新鮮でした。しかし、ちびっこはつまらなさそうだったり寝ていたりしたのである（それはそうだよね、大人でも寝るからね）説明役はしんごさん！王道説明でした。私も車引はちょっと寝そうでした。棒しばりは何回観ても楽しくて好き。ちびっこ達の印象が強すぎて、感想が全然出てこないな。
・７月２５日 SEKAI NO OWARI「The Colors」幕張メッセ
当日券の情報をたまたま見て、幕張メッセまで遊びに行ってきました。展示場ホール３つぶち抜きで、最後尾だったから何にも見えない！！！舞台の演出が全く分からない！！大型画面をずっと見ていました。アルバム２枚出したのを失念していて、何も予習せずに行ったら曲が全然わからなくて嘘じゃん・・・？って茫然ですよ。あのせわおわで曲が分からない、まじか。舞台装置も今までよりはスタイリッシュで、でも照明の使い方が凄い曲もちゃんとあって、大人になったんだなー、と。私も大人にならなきゃっていうか年齢的にはなってるんだよねそうだよね。センチメンタルな気持ちになった幕張メッセでした。
・７月２７日 幽霊が見えない部屋@北池袋 新生館シアター
お友達に誘ってもらいました。ビルの中に入っていて、キャパも５０規模の劇場は初めてだったのでどきどきでしたね。75分でコンパクトにまとめられたコメディでとっても面白かったの！小劇団だしクオリティはどうなのかなあ、と思ったけど無用な心配だったよ。これ見ると、アイドルとかイケメン若手役者を使って微妙な演目を大きい舞台でできる世の中は不公平だな、と思っちゃうよね。小劇団って数がありすぎるし自分にあうあわないもピンキリだから自分から行くのはハードルが高いんだけど、誘ってもらったり気になった公演があれば足を運びたいです。
・７月２８日 乃木坂個握パシフィコ
３部３枚。今回は受け答えちゃんと出来てました、でも眠さが極限な感じだった。個人仕事のお話をしました、歴史の時間。がんばってるよ～！って言っていて、そうでしょうね！お願いだから寝てね！？３部は開始30分経ってから出てきて本当にひやひやしたので、運営は開始10分経ってもメンバーが出てこなかったら中止にするなりなんなり対策をとるように。
・映画
ピカチュウ探偵（５月に観ました、ピカチュウ可愛い）／アラジン（曲も映像も展開も想像以上に個人的には好き）／プロメア（全然理解できなかったけどスタイリッシュ戦闘でテンション上がる。爆上げテンションで乗り切るエヴァ）／天気の子（曲と映像の親和性の高さな！主人公がちょっとひねくれすぎというかヒロインと二人の世界を作りすぎで、君の名は。の方が私ははまった）／きみと、波にのれたら（恋愛アニメーションに集約されていて、めっちゃ良かった～！！みなとに惚れない女はいない）
・美術館
みんなのミュシャ／クリスチャン・ボルタンスキー／アートアクアリウム（金魚）
８月は仕事が忙しいので職場を壊滅したいです。
